ブリヂストンは2月6日、持続可能な調達の推進を目的に、新たな「グローバルサステナブル調達ポリシー」を策定したと発表した。
グローバルサステナブル調達ポリシーは、ブリヂストングループが2050年を見据えた環境長期目標として掲げる「100%サステナブルマテリアル化」の達成に貢献するものとして策定。同ポリシーでは調達ガイドライン類を一つにまとめ、取引先に対して、同社グループと取引する際の必須事項と、持続可能なサプライチェーンの早期実現のために実施を望む事項を定めているほか、複雑な天然ゴムサプライチェーンにおける様々な課題についてのブリヂストンの考えも記載している。
同ポリシー内では、特に「透明性」「コンプライアンス」「QCD(品質、コスト、供給)&イノベーション」「持続可能な調達活動」の4項目に焦点をあて、「透明性」では調達に関わるトレーサビリティーの向上と優れたガバナンス体制の構築を、「コンプライアンス」では同社グループが事業を展開する国および地域で適用されるすべての法律と規制を遵守すべきことを定めている。また「QCD&イノベーション」では高品質の製品とサービスをタイムリーかつ適切な価格で供給するとともに、国際社会の発展に寄与する革新的なテクノロジーを追求すべきことを、「持続可能な調達活動」では環境に対する責任を果たす調達活動のほか、環境関連法令の遵守、人権の尊重、適正な土地利用、健康と安全の確保、災害予防やレジリエンス(変化に対処する能力)に関するベストプラクティス等を組み込むべきことを定めている。
ブリヂストンでは、同ポリシーを策定することで、適正な調達先選定要件を明確にし、ベストプラクティスを促進し、また、関連業界にとってのコミュニケーションや改善のツールとしても活用。長期的に環境、社会、経済をよりよくするための調達活動に取り組んでいく。
ブリヂストン、新たな調達ポリシーを策定…持続可能な調達を推進
2018年02月06日(火) 14時15分
関連ニュース
- ブリヂストンが提唱する #TIRE SAFETY に注目! 埼玉県越谷市で交通安全イベント (04月07日 10時00分)
- ブリヂストンが月面探査車用に新型タイヤを開発---トレッドを分割 (03月31日 10時00分)
- プレミアムな快適性とスポーティな走り、ブリヂストン『レグノGR-XIII』が紡ぐ理想のバランス (03月24日 14時00分)
- ブリヂストンは10年後、20年後にも『走るわくわく』、BATTLAXと車両を展示…東京モーターサイクルショー2024予定 (03月14日 09時30分)
- [15秒でわかる]ブリヂストン『エアフリー』…空気のいらないタイヤを実証実験へ (03月05日 19時30分)