新潟・山形の県境に近く、豪雪地帯として知られる場所で起きた正面衝突事故。凍結路面でのスリップが発端とみられ、双方の4人が死傷している。
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4日午前11時40分ごろ、新潟県関川村内の国道113号を走行していた軽乗用車が対向車線側へ逸脱。対向してきた乗用車と正面衝突する事故が起きた。この事故で軽乗用車側の3人が死傷している。
新潟県警・村上署によると、現場は関川村片貝付近で片側1車線の緩やかなカーブ。軽乗用車はカーブ進行中に対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突した。
衝突によって双方のクルマは中破。軽乗用車に同乗していた46歳と72歳の男性が全身を強打してまもなく死亡。運転していた51歳の男性も打撲などの軽傷を負った。乗用車を運転していた山形県小国町内に在住する28歳の男性も軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。
事故当時、現場では雪が降っていて視界が悪く、路面にも積もっていて滑りやすい状態となっていた。警察では凍結路面でのスリップが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。
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事故当時、現場の車道は除雪され通行可能な状態だったが、それでも路面には数センチ、路肩には約1mの雪が積もっていた。また、雪も降り続けており、視界は悪い状態になっていたという。
凍結路面でスリップしてカーブ逸脱、豪雪地帯での正面衝突で軽乗用車の3人死傷
2018年02月05日(月) 18時56分
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