日産自動車の米国法人、北米日産は2月4日、『370 Zki』(発音は370スキー)を発表した。実車は2月8日、米国で開幕するシカゴモーターショー2018で初公開される。
同車は、『370 Zロードスター』(日本名:『フェアレディZロードスター』)をベースに開発されたワンオフモデル。スキー場のゲレンデを走行するために、特別な改造が施されているのが特徴。
4つのタイヤに代えて、フロントには、長さ1m42cm、幅30cmのスキー板を装着。リアには、長さ1m22cm、幅38cm、高さ76cmのクローラが取り付けられた。これらのパーツは、アメリカン・トラック・トラック社製。車高を引き上げ、スペーサーの採用やリアホイールアーチの拡大、ブレーキや排気系の取り回しの変更などのカスタマイズによって、スキー板とクローラの装着を実現した。
最大出力332hpを引き出す3.7リットルV型6気筒ガソリンエンジンと7速ATの組み合わせに変更はない。フロントには、車体の損傷を防ぐスキッドプレートが装着されている。
スキー板+クローラ、日産 フェアレディZ が雪上車に変身…シカゴモーターショー2018
2018年02月05日(月) 16時04分
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