マセラティ・レヴァンテ

FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)傘下のマセラティは、2017年の世界新車販売(出荷ベース)の結果を公表した、総販売台数は5万1500台。前年比は22.3%増と2桁増を達成する。

販売が伸びたのは、SUVの『レヴァンテ』の好調による部分が大きい。マセラティによると、2017年はレヴァンテの販売が、前年比131%増と好調。セダンの『クアトロポルテ』と『ギブリ』の落ち込みを補ったという。

また、2017年の市場別の販売台数は、中国が北米を抜いて首位に。その実績は1万6100台で、前年比は31%増と大きく伸びた。

中国に抜かれて2位に後退したのが、北米。それでも2017年は1万5800台を販売。前年比は11.3%増と2桁増を達成する。

欧州は2017年、1万1200台を販売。前年比は25.8%増と好調だった。日本は1900台を販売。前年比は46%増と、伸び率では中国を上回った。その他の市場では6500台を販売し、前年比は20.4%増と伸びている。

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