三菱のロングセラー・ミニバン『デリカD:5』次期型プロトタイプを、レスポンスの兄弟サイトSpyder7のカメラが初めて捉えた。身も凍るスウェーデン北部でキャッチした開発車両からは、実にアグレッシブなフロントマスクが見て取れる。
デリカD:5現行型は、2007年に『デリカ スペースギア』後継モデルとしてデビューして以来、10年以上に渡るロングセラーとして愛され続けているミニバンだ。『パジェロ』の車体を活かした本格的なSUV性能を持ち合わせるミニバンとして、唯一無二の存在感をいまだ放ち続けている。昨年10月には、新型の投入が正式にアナウンスされており、期待が高まっている。
捉えた開発車両は、車体前後にカモフラージュが施されているが、現行モデルとは大きく異る鋭く切れ上がるヘッドライト、大型フォグランプなど、三菱の最新デザイン哲学「ダイナミックシールド」コンセプトが見て取れる。またコンパクトなコの字型テールライトも確認出来る。
プラットフォームは自社オリジナルで開発され、ボディサイズは現行モデルとほぼ同じになるようだ。駆動方式はFFから後輪に駆動力を配分する「電子制御4WD」をベースにした「S-AWC」を採用し、オン・オフロードで高い走破性を実現する。
パワートレインは、2リットルガソリンエンジン、及び2.2リットルグリーンディーゼルエンジンなどが予想されるが、注目は『アウトランダー』から流用されるPHEVシステム搭載モデルの登場だろう。果たしてどうなるか。
三菱は2019年度までに11車種のモデルチェンジを計画しており、新型デリカD:5もこの中に含まれている。ワールドプレミアは2018年内となるか。
三菱 デリカD:5 新型、テスト車両をスクープ!「ダイナミックシールド」顔を確認
2018年02月05日(月) 08時00分
関連ニュース
- [car audio newcomer]三菱 デリカD:5(神崎崇さん)by サウンドエボリューション ログオン 前編 (04月16日 11時00分)
- 三菱自動車の出展テーマは「モータースポーツ」、篠塚建次郎氏を追悼…オートモビル カウンシル2024予定 (04月11日 07時30分)
- 三菱自動車と日産の軽EV、生産10万台を突破---eKクロスEV & サクラ (03月22日 14時00分)
- 三菱自動車、新型『トライトン』やそのカスタムなど7台を出展予定…東京オートサロン2024 (01月10日 07時15分)
- デリカD:5 に伝統の冬季特別仕様「シャモニー」発売、デリカミニにはオプションを設定…三菱自動車 (11月25日 09時30分)