2014年のWTCC鈴鹿戦の模様。《写真提供 MOBILITY LAND》

1日、FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)が新生されるかたちで始まるFIA世界ツーリングカー・カップ(WTCR)の今季日本戦と、全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)今季最終戦が鈴鹿サーキットで同日開催されることが正式に決まった。日程は10月27〜28日。

WTCR日本戦とSF最終戦の“鈴鹿併催案”は、昨年12月にWTCRの2018年暫定日程が発表された段階から示唆されていたもの。この日、SFのシリーズ運営団体「JRP」と、鈴鹿サーキットを運営する「モビリティランド」、そしてWTCRのプロモーターである「ユーロスポーツ・イベンツ」の3者から、正式決定に至った旨がアナウンスされた。

2015〜17年のWTCC日本戦はツインリンクもてぎで開催されていたが、WTCR初年度は鈴鹿に4年ぶりに“戻る”かたちに。しかもSF最終戦「第17回JAF鈴鹿グランプリ」との同日開催ということで、国際レースの開催が多い日本の秋に、また新たなビッグイベント誕生の運びとなっている。

ツーリングカーの新たな世界最高峰レースと世界最速級のシャシーワンメイクフォーミュラ、その“競演”がどういったスケジュールで実施されるのか、今後の詳細な競技情報発表が待たれるところだ(チケット発売日、料金等の詳細も後日発表される)。

2017年SF開幕戦鈴鹿の模様。《写真提供 MOBILITY LAND》 2017年SF開幕戦鈴鹿の模様。《写真提供 MOBILITY LAND》 2017年WTCCもてぎ戦の模様。《写真提供 MOBILITY LAND》