マツダCX-5新型

マツダは1月30日、2017年12月度および2017年暦年(1〜12月)の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表した。

●世界生産台数、4.3%増の13万5402台で5か月ぶりプラス 12月

12月の世界生産台数は前年同月比4.3%増の13万5402台で5か月ぶりのプラスとなった。

海外生産は少将車の減少により、同1.5%減の5万2225台で2か月ぶりのマイナス。しかし、国内生産は『CX-5』や『CX-3』などの増加により、同8.3%増の8万3177台で2か月ぶりのプラスとなった。

国内販売(軽自動車を含む)は『デミオ』やCX-5に加え、昨年12月に発売したフラッグシップSUV『CX-8』の好調が寄与し、同49.5%増の1万5979台で2か月ぶりのプラスとなった。登録車は同61.3%増の1万3633台で2か月ぶりのプラス、シェアは同2.0ポイントアップの5.2%。軽自動車も同5.1%増の2346台で2か月連続のプラスとなった。

輸出は北米や欧州向けなどが減少し、同5.2%減の7万0659台で、2か月ぶりのマイナスとなった。

●CX-5好調、国内販売が2年ぶりのプラス 2017年

2017年の世界生産台数は前年比1.4%増の160万7602台となり、6年連続で前年を上回った。国内生産は『アクセラ』の減少などで同0.6%減の97万1455台で3年ぶりのマイナス。海外生産は中国市場に投入した新型SUV『CX-4』が貢献し、同4.5%増の63万6147台で4年連続プラスとなった。

国内販売は同4.1%増の20万9660台で2年ぶりのプラス。新型CX-5の販売が好調だった。登録車のシェアは前年と同じく5.0%となった。

輸出は北米やオセアニア向けなどが減少し、同2.9%減の79万3173台。3年ぶりのマイナスとなった。

マツダ宇品工場