テスラ・ロードスター新型を発表するイーロン・マスク。

米国のEVメーカー、テスラは同社のイーロン・マスクCEOの今後10年間の給与体系を発表した。完全成果報酬を導入し、基本給やボーナスは支給されない形になる。

テスラの2017年のEV世界販売は過去最高の10万1312台。『モデルS』と『モデルX』が牽引し、前年比は33%増と大きく伸びている。

その一方で、2017年第3四半期(7〜9月)の調整後の最終損益は、6億1937万ドル(約700億円)の赤字。前年同期の2188万ドルの黒字から赤字に転落し、赤字額は過去最大となった。

テスラは今回、イーロン・マスクCEOの今後10年間の給与体系を発表。報酬を完全に成果連動とし、基本給やボーナスを支給しない形とした。株式の時価総額や決算が基準を満たした場合にのみ、報酬が支払われる、としている。