資源エネルギー庁が1月24日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、1月22日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週比1.4円高の144.6円だった。
レギュラーガソリンの平均小売価格は9月11日の131.3円以来、上昇を続け、2015年7月13日の調査以来、2年6か月ぶりの144円台に突入した。
地域別では北海道で2.4円、中国で1.9円、九州・沖縄で1.6円、関東で1.4円、東北で1.2円、近畿で1.1円、四国で0.9円、中部で0.7円、全エリアで値を上げた。またハイオクガソリンは155.4円、軽油は122.6円、ともに前週より1.4円高だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、1月24日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は137.2円/リットル(前週比+0.7円)、ハイオクは148.0円/リットル(+0.8円)、軽油は112.5円/リットル(+2.3円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
レギュラーガソリン、144円台突入…高騰続く
2018年01月25日(木) 11時15分
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