メルセデスベンツのドイツ・ジンデルフィンゲン工場からラインオフした新型CLSクーペの量産第一号車

メルセデスベンツは1月22日、ドイツ・ジンデルフィンゲン工場において、新型『CLSクーペ』の量産第一号車がラインオフした、と発表した。

4ドアクーペのCLSクーペは新型が3世代目。フロントには、メルセデスベンツのクーペに共通するダイヤモンドグリルを装着。サイドデザインは、高いアーチ状のウエストラインとフレームレスのウィンドウが特徴となる。インテリアは、乗車定員が5名。後席の背もたれは40/20/40の3分割で折り畳め、520リットルの荷室を拡大できる。照明は64色で、個別に調節が可能。

ガソリンエンジン搭載車は当初、「CLS 450 4MATIC」の1グレードのみ。直列6気筒ガソリンエンジンは、新世代の環境パワートレーンに位置付け。この直列6気筒ガソリンエンジンは、「EQブースト」と呼ばれる統合スタータ/発電機と、48ボルトの電気システムを採用するマイルドハイブリッドとなる。

この新型CLSクーペの量産第一号車が、ドイツ・ジンデルフィンゲン工場でラインオフ。同工場では、『Sクラス』、『Eクラス』、『メルセデスAMG GT』、『メルセデスマイバッハ』など、複数の車種を生産。メルセデスベンツは、今回のラインオフはジンデルフィンゲン工場の生産の柔軟性を示すもの、としている。