2018年仕様のヤリスWRC《写真提供 TOYOTA》

PIAAは1月22日、世界ラリー選手権(WRC)に参戦するトヨタGAZOOレーシングのオフィシャルテクニカルパートナーとして、2017年に引き続きライティングシステム、撥水シリコンワイパーを供給すると発表した。

トヨタは昨年、18年ぶりにWRCへ復帰。開幕戦で2位表彰台を獲得、2戦目のスウェーデンでヤリ=マティ・ラトバラが優勝、第9戦フィンランドでは新人のエサペッカ・ラッピが初優勝するなど、復帰初年度で好成績を残した。PIAAは、視界確保のためのライティングシステムと悪天候時やウォータースプラッシュの際に威力を発揮する撥水シリコンワイパーを供給、トヨタを全面的にサポートしてきた。

2018年シーズンに向けトヨタは、空力バランスを均衡にするため、ヤリスWRCのフロントバンパーとフェンダーデザインを変更。PIAAはそれに対応するため、チームからの情報・要望を踏まえ、短いシーズンオフにライティングの実車テストを実施。2018年スペックのライティングシステムを供給し、引き続きトヨタを全面サポートする。

2018年仕様のヤリスWRC《写真提供 TOYOTA》 2018年仕様のヤリスWRC《写真提供 TOYOTA》