ZFのプレスカンファレンス(デトロイトモーターショー2018)

ZFは1月16日、米国で開催中のデトロイトモーターショー2018において、中国の奇瑞汽車と提携し、レベル3の自動運転車を共同開発すると発表した。

ZFは、スーパーコンピュータの「ZF ProAI」を提供することにより、奇瑞汽車をはじめとする中国の自動車メーカーとの提携を積極的に進めている。ZFの人工知能(AI)コントローラーは、この提携において、レベル3までの自動運転を可能にするという。

レベル3の自動運転では、ドライバーは運転操作の負担が軽減される。これにより、すべての交通利用者が、高度な道路安全を可能にするシステムの恩恵を受ける、としている。

ZFはパートナーのエヌビディア(NVIDIA)、中国の百度(Baidu、バイドゥ)と、自動運転技術の開発で協力。ZF ProAIのスーパーコンピューティングパワーによって可能になるディープラーニングのアルゴリズムが、手頃な価格の車で利用できるようになることを目指している。

ZFのプレスカンファレンス(デトロイトモーターショー2018)