ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは1月15日、米国で開幕したデトロイトモーターショー2018において、新型アキュラ『RDX』のプロトタイプを初公開した。
初代RDXは2006年1月、デトロイトモーターショー2006で発表。米国では小型プレミアムCUV(クロスオーバー・ユーティリティー・ビークル)に分類され、BMW『X3』などと競合する。2代目となる現行型は2012年2月、シカゴモーターショー2012で発表。初代に対して、ホイールベースを延長し、トレッドを拡大。さらに、重心高を下げることで、ハンドリング性能や乗り心地を引き上げた。
デトロイトモーターショー2018で初公開された新型RDXは、3世代目モデル。新開発のプラットフォームと、最新のアキュラのデザイン言語「アキュラ プレシジョン コンセプト」や、「アキュラ プレシジョン コックピット」を導入する。
フロントマスクには、アキュラの「ダイヤモンド・ペンタゴン・グリル」を装着。ヘッドライトには、アキュラの次世代「ジュエルアイLED」を採用するなど、すべてのライトをLED化した。
パワートレーンには、ダウンサイズの直噴2.0リットル直列4気筒ガソリン「VTEC」ターボエンジンを搭載。デュアルVTC(バリアブル・タイミング・カム)などの採用により、低速域でのトルクを先代比で40%引き上げた。トランスミッションは、セグメント初の10速ATを組み合わせている。
アキュラ RDX 新型発表、2.0ターボ+10速AT…デトロイトモーターショー2018
2018年01月16日(火) 11時45分
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