トヨタ自動車向けハイブリッド車用電池を製造するプライムアースEVエナジーは、宮城工場(宮城県黒川郡)に新しい電池製造建屋を建設して生産能力を増強すると発表した。
ハイブリッド車の需要増加に対応するため、宮城工場内に、リチウムイオン電池生産用として現在建設中の宮城第4工場に続いて、宮城工場では5棟目、リチウムイオン電池生産用としては同工場で2棟目となる工場建屋を新設する。
新しい建屋の稼働時期は2020年前半の予定。
宮城工場では第1〜第3工場で現在、ハイブリッド車用ニッケル水素電池を製造している。生産能力は年間50万台分。2019年に稼働する予定で現在建設している第4工場ではハイブリッド車用リチウムイオン電池を製造する予定。
トヨタ自動車は2025年までにすべてのモデルに電動車両を設定するなど、電動化戦略を打ち出したことなどから、今後、リチウムイオン電池の需要拡大が見込まれる。これらに備えると見られる。
トヨタの電動化戦略に対応…プライムアースEVエナジーがリチウムイオン電池の生産能力を増強へ
2018年01月16日(火) 10時15分
関連ニュース
- トヨタ自動車がスポーツメディアを立ち上げ…『トヨタイムズスポーツ』開始 (04月17日 17時45分)
- トヨタ自動車、2025年から紙の新車カタログを廃止へ[新聞ウォッチ] (02月01日 08時53分)
- トヨタ自動車、1月8日週は工場を稼働…能登半島地震 (01月07日 17時30分)