メルセデスベンツGクラス新型《撮影 佐藤耕一》

デトロイトモーターショー2018において、約40年ぶりのモデルチェンジとなる新型『Gクラス』がお披露目となった。

実際に目の当たりにした印象としては、驚くほど先代に似通っている。姿かたちはもちろん、大きさもあまり変わらない印象を受ける。外観で目に付く一番大きな違いは、LED化されたヘッドライトとテールライトだが、それにしてもパッと見は見過ごしてしまうほどの差異だ。

ただ、インテリアの印象は先代とハッキリと違う。独立したメーターナセルは廃され、ここ最近のメルセデスの流儀に沿って、メーターからインフォテインメントディスプレイまでが横長の一続きになったインパネが配される。その下に続くセンターコンソールも一気にモダンな印象となり、明確にゴージャスな印象となった。ここは先代オーナーを悩ませるポイントになるだろう。

そして先代のウィークポイントでもあった”狭さ”についても改善された。特にリアのレッグルームが15cmも広くなったのはいい知らせだ。

しかし何といっても嬉しかったのは、あのGクラスの”金庫を閉めるような”ドアのラッチの感触がしっかりと引き継がれていたことだ。ドアを開け閉めするたびに、Gクラスであることを感じさせるあの感触は、新型にもそのまま残っていた。

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