12日の発表会の模様。《写真提供 Pirelli》

12日、「S耐」の愛称で知られる「スーパー耐久シリーズ」の昨季表彰と今季に向けての発表が幕張メッセ近郊のホテルであり、2018年はピレリがワンメイクタイヤ供給社となって「ピレリ スーパー耐久シリーズ」の名になることが発表された。富士24時間戦の開催も正式決定。

スーパー耐久シリーズはピレリとのパートナーシップを結び、今季から同社が全チームにタイヤ供給をする。そしてシリーズ名も「ピレリ スーパー耐久シリーズ」に。シリーズ事務局長の桑山晴美氏は、「ピレリ様とパートナーシップを結んだことを大変嬉しく思っています。アジアにおける耐久レースの老舗ブランドとして、『アジアを代表する耐久レースと言えばピレリ スーパー耐久シリーズ』と世界中の方々に認知されるよう、そしてピレリ様がスーパー耐久シリーズの価値をより感じてくださるよう、素晴らしい2018 年シーズンにしてまいりたいと思います」と語っている。

また同日、今年5月31日〜6月3日に今季第3戦として「富士 SUPER TEC 24時間レース」が富士スピードウェイで開催されることが正式決定した旨も各方面から発表された(昨季富士戦は10時間戦)。決勝24時間レースは6月2日の15時にスタートし、翌3日の同時刻にフィニッシュを迎えることとなる。

話題多きシーズンとなりそうな「ピレリ スーパー耐久シリーズ 2018」は、富士24時間を含む全6戦の日程で実施予定。開幕戦は3月31日〜4月1日に鈴鹿サーキットで開催される予定だ。

2018年「ピレリ スーパー耐久シリーズ」のロゴ(上)と、「富士 SUPER TEC 24時間レースの大会ロゴ(下)。 2017年スーパー耐久のレースシーン(富士戦)。《写真提供 FSW》 2017年スーパー耐久のレースシーン(鈴鹿戦)。《写真提供 MOBILITY LAND》 2017年スーパー耐久のレースシーン(もてぎ戦)。《写真提供 NISSAN/NISMO》