アウディのエントリーハッチバック、『A1』次期型プロトタイプを豪雪のスカンジナビアでキャッチした。現場では複数台のA1が同時テストをしており、差し詰め「チームA1」といったところか。
2017年の1月にA1次期型プロトタイプを同場所で初めて捉えているので、1年振りに寒冷気候テストを再開したことになる。
2シーズン続けての寒冷地テストも稀だが、1年前の開発車両と見比べるとカモフラージュが殆ど変わっていないのも珍しい。それだけ慎重に時間をかけ開発を進めているのだろう。変化が見られたのは、生産型のラップアラウンド・テールライトが装着されていることだ。点灯した様子からはグラフィックが新しくなっていることが確認出来る。
フロントマスクは、『A8』新型でも見られるアウディの新ワイドグリルや、縦に伸びるエアインテークを装備する。またサイドミラーはドアからAピラーへ移動されていることも見て取れる。
次期型では軽量かつ剛性の高い「MQB」プラットフォームを採用しており、リアドアが若干延長されている。これにより、リアのレッグルームは向上されるだろう。室内では、「Apple CarPlay」や「Android Auto」対応の最新MMIインフォテインメントシステムを搭載。オプションでは、12.3インチディスプレイを備えたデジタル・インストルメント・クラスタをセレクト可能だ。
パワートレインは、6速MTまたは7速ATと組み合わされる、新開発の1リットル直列3気筒ダウンサイジングターボ、及び1.5リットル直列4気筒エンジンがラインアップされる。また最新情報によれば、高性能『S1』には最高出力250psを発揮する、2リットル直列4気筒ターボエンジンが搭載されるという
ワールドプレミアは、2018年9月が予想される。
アウディ A1 次期型、1年振りの寒冷地テストを目撃…「S1」は250馬力超えか
2018年01月14日(日) 12時00分
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