マツダ『ロードスター』をベースとした「2018 R-SPEC ROADSTER」を展示し、最新パーツを紹介しているデータシステムは、今回、セーフティ分野の新商品をプッシュ。
もっとも目立つ位置には、ハイスペック・ドライブレコーダー「DVR3000」(1万9800円、税別)が展示されていた。
同商品は、フルハイビジョンを超える高精細3メガ録画(2304×1296)と、2560×1080のウルトラワイド録画が売り。「昨今のあおり運転トラブルなどもあり、ナンバープレートの数字や文字、運転手の顔など、高精細で細かな部分も映し出す」と広報宣伝部 川田正尚氏はいう。
◆ドラレコは、トラブルもトラベルも鮮明に正確に
本体にはGPSを搭載し、映像録画と同時に位置情報や車速情報、日時などが記録され、自宅PCなどで記録映像の再生、走行軌跡の追跡、走行速度の確認などが可能。
もちろん、Gセンサーを搭載し、強い衝撃を完治した場合、前後一定時間の記録ファイルを削除されないようにロックするイベント録画機能も付属。万が一のトラブル時も、重要な記録をしっかりと残す機能が充実している。Gセンサーは、低感度・中感度・高感度と3段階で選択可能。
また、HDMI出力端子や3.5mmミニジャックAV出力端子も搭載されているので、ドライブ記録映像を、自宅の大画面テレビなどに映し出すこともできる。
「ニュースなどで見るあおり運転に、いつ巻き込まれるかわからない。だから前後をモニターで監視するというトレンドが高まっている」(川田氏)。
同じフロアでは、2カメラドライブレコーダー「DVR3100」もデモ展示。「フロントとリアのデュアルカメラで、フルハイビジョン(1920×1080)でとらえ、前後の記録をしっかり残せる」という。
◆イルカの目をクルマに持たせ、真横の存在をクリアに
いっぽう、サイドミラー下付近に設置するブラインドサイドカメラ「ドルフィン・アイ」(1万7800円、税別)は、マツダ ロードスターに実装して展示。
「その名のとおり、後方までの視野角を持つイルカの目のように、ドアミラーでは見えにくい真横から左後方まで幅広くカバー。並走するクルマの存在も直感的に把握できる」と川田氏。
このドルフィン・アイ、ボディに密着させると、出っ張りは28〜31mm程度で、ボディと同色に塗れば、違和感なくフィット。その装着感も、デモカーのロードスターで確認できる。
◆今春発売のセーフティアクセルガードと参考出品のルームミラーモニターも
さらに、今春発売予定の急発進防止装置、セーフティアクセルガード「SAG250」も先行展示。「年々増加傾向にある、アクセルとブレーキの踏み間違い。それを未然に防ぐセーフティアイテムがこれ。アクセル信号を常時モニターし、停車時または徐行時にアクセルペダルが急激に踏み込まれた場合、アクセル信号をキャンセルし、急発進を防止する」という。
そして同社が唯一「参考出品」として展示していたのが「ルームミラーモニター「LTM6024HD」。現行モデルのバックミラーモニター「LTM6023HD」をさらに進化させたモデルで、付属カメラは180度の視野角を実現。画像補正機能も搭載し、より鮮明に後方の視野を映し出す。
周囲が暗くなると、自動で画面を減光させるオートディマー機能や、リバースギア連動リアアンダービュー切り替え機能なども付き、「できるかぎり早く製品化させたい」と同社は意気込む。
◆ウルトラスエードインテリアキットを実装展示
同社ブースでは、ロードスターの実装展示も注目を集めた。同社が得意とする「高級感と耐久性を兼ね備えたウルトラスエードインテリアキット」を、ND5RCに実装。
WEBサイト限定販売モデルとあり、実装してあるクルマを間近に見られるのも貴重。デモカーには、スエードのほか、デコレーションパネル、フロント・センターコンソール、同リッド、スタートボタンパネル、ロアパネル、ドアアッパートリム、フロントピラートリム、ステアリングオーダーメイド、シフトノブ・ブレーキレバーオーダーメイド、各種ブーツオーダーメイドなどが装着されていた。
ペダル踏み間違いや死角に挑むデータシステム、最新モデルを実装展示…東京オートサロン2018
2018年01月13日(土) 18時15分
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