マツダCX-8(東京オートサロン2018)《撮影 井元康一郎》

1月12日に開幕した東京オートサロン。西館マツダブースの主役はステージ上にある。昨年12月に発売されたばかりの3列シート大型SUV『CX-8』だ。が、単にクルマのみを飾っているわけではない。「スノーフレイクホワイトパールマイカ」にはヒッチメンバーが装備され、船外機式のパワーボートを搭載したキャリアを牽引するというイメージディスプレイだ。

CX-8は3列シートミニバンに飽き足らない顧客の受け皿という使命を負って生まれたモデル。それだけにミニバンにはない“遊びゴコロ”を盛り込むことにこだわったとは登場当時の開発者の弁。そのひとつが最大重量750kgの牽引装置「トレーラーヒッチ」。その雄姿を来場者にぜひ見せたいという思いがうかがえる。

ボートは小型スポーツクルーザーを得意とするサウザー。船外機はアメリカのマーキュリー社製の1基がけ。ジオラマ展示などは一切ないが、CX-8で遊びに出かけるイメージは十分に伝わってくる。

ブースのその他のエリアは『CX-5』『ロードスターRF』などの市販車の展示が主体。ロードスターのワンメイク車両も見ることができる。マツダファンにとっては垂涎のスポットと言えるだろう。

マツダCX-8(東京オートサロン2018)《撮影 井元康一郎》 マツダ(東京オートサロン2018)《撮影 井元康一郎》