米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)は1月5日、タカタからおよそ330万台の追加リコール(回収・無償修理)の届け出を受けた、と発表した。

追加リコール330万台の内訳は、2009年モデルがおよそ80万台、2010年モデルがおよそ150万台、2013年モデルがおよそ100万台。

2009年モデルはミシガン州、ニューヨーク州、ワシントン州など21州、2010年モデルはアリゾナ州、ケンタッキー州、ネバダ州など21州、2013年モデルはカリフォルニア州、フロリダ州、テキサス州など9州で登録された車両が該当する。

およそ330万台の車両には、フロントエアバッグのインフレーターに不具合の可能性があり、事故などでエアバッグが展開した際、金属片が飛び散り、乗員が死傷するおそれがあるという。

なお、日本の自動車メーカーでは、トヨタ、ホンダ、日産、SUBARU(スバル)、マツダ、三菱の6社が、今回の追加リコールの対象になる。