ポルシェのコンパクト・クロスオーバーSUV『マカン』。その改良モデルとなるプロトタイプが、厳冬のスカンジナビアで寒冷気候テストを開始した。現地からの最新レポートにより、エクステリアおよびエンジンラインアップの全豹が見えてきた。
エクステリアでは、ヘッドライトの形状そのものは現行モデルのままだが、レンズ内は新グラフィックに変わる。グリル下部には新デザインのエアダクトとフロントインジケーターが装備される。リアビューは、『パナメーラ』新型ともイメージを共通する新テールライトとLEDストリップライトの採用が予想されている。
大きな進化が見られそうなのがパワートレインだ。現行モデルの3リットルと3.6リットルエンジンによるラインアップは、新たに3リットルと2.9リットルターボに刷新。パナメーラから流用される3リットルエンジンは最高出力350psとなり、パナメーラ4Sの2.9リットルターボエンジンは最高出力440psが予想されている。
また高性能モデルとして、450psを発揮する3リットルエンジン+電気モーターシステム搭載のプラグインハイブリッドの登場も控えているという。
室内では、タッチ・センシティブ方式を採用。コックピットには7インチ高解像度ディスプレイや12.3インチタッチスクリーンなどが配置される。また「ポルシェ・コミュニケーション・マネージメント・システム」により、Apple CarPlayやAndroid Autoの利用も可能となる。
ワールドプレミアはズバリ、2018年4月と予想。
ポルシェ マカンにもプラグインハイブリッド登場か…マイチェンでエンジン刷新
2018年01月05日(金) 19時00分
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