表の顔はロンドンの高級テーラー、実はスパイ機関「キングスマン」……。アクション映画『キングスマン』の続編、『キングスマン:ゴールデン・サークル』が5日に公開される。キングスマンは謎の敵により壊滅、生き残った主人公はアメリカのスパイ組織「ステイツマン」と組む。
序盤のカーチェイスで主人公のエグジー(演:タロン・エガートン)は、車内で殺し屋を相手に死闘を演じる。「アクションは前作よりクレイジーだ」とエガートン。「だが、設定というか仕掛けという点で、マシューは新しいことをやっているよ」という。
前作に続いて監督・製作・脚本を担当したマシュー・ヴォーンは、アクションシーンについて前作のリピートにはならない、という。「違ったものになる。頭は爆発しないよ」。前作では教会でのノンストップ殺戮シーンが話題になった。とはいえ、キングマンならではの“クレイジーネス”は不足していないようだ。
ヴォーンはスタントやアクションについて、ギリギリできるところまでこだわった。製作のアダム・ボーリングは「カーチェイスはすごかった。けっこう長い尺を実際にロンドンで撮影した。このために“ドリフトタクシー”をわざわざ作ったんだ」と明かす。
さらに視覚効果のスーパーバイザー、スティーブン・ワーナーは「マシューは、キングスマンの乗るタクシーをドリフト・レーシングカーみたいに走らせたかった。そのための車を一から作らなければならなかったんだ。ボディはロンドンタクシーのオリジナル、それをカスタムシャシーに載せて、エンジンはシボレーのV8、680bhpだ」と解説する。
「スタントマンは楽しんでたみたいだね」とワーナー。
ロンドンの“ドリフトタクシー”は680bhpV8搭載…『キングスマン:ゴールデン・サークル』
2018年01月04日(木) 17時00分
関連ニュース
- トヨタ車純正ディスプレイオーディオで動画アプリが観られる“車載用Android端末”【特選カーアクセサリー名鑑】 (03月23日 19時00分)
- チャイルドシート使用、6歳未満で74.5%…「子どもの安全確保を」自工会が動画公開 (12月29日 18時15分)
- ハイゼットをドレスアップ、ダムドが新作キットの動画を公開---2024年1月発売予定 (10月30日 14時30分)