ポルシェ ミッションE スクープ写真《APOLLO NEWS SERVICE》

ポルシェ初となる市販EV『ミッションE』が、ニュルブルクリンクを再訪した。センサーを外したプロトタイプによる走行で、北コースを7分30秒まで短縮。開発は順調のようだ。

10月に目撃した開発車両とカモフラージュ具合は同じだが、ボディ下の三角センサーが取り外されていることが確認できる。前回のテスト時には約8分の記録を刻んだ。今回のテストでは30秒も短縮されたことになる。

電気モーターのみで走る「ミッションE」は、800Vのバッテリーを搭載。最高出力600psを発揮し、0-100km/h加速は3.5秒のパフォーマンスを誇る。20分のフル充電で530kmの走行が可能なほか、「ポルシェ ターボ・チャージングシステム」により15分で80%の充電を完了し、420kmを走ることができる。走行性能、実用性ともにテスラ『モデルS』を意識したものであることは間違いない。

コックピットには、フルデジタル・インストルメントクラスターを採用、12.3インチの「コネクト・プラス」を搭載する。

ポルシェは、ミッションEのために8億2200万ドル(約945億円)を投資して新工場を建設、1400人以上を雇用している。販売予想価格は8万5000ドル(約960万円)で、ワールドプレミアは2019年秋が有力だ。テスラ以上のEVセンセーションを巻き起こすか、注目だ。

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