米国のEVメーカー、テスラのイーロン・マスクCEOが率いる宇宙開発企業、「スペースX」。同社が、2018年に予定している初の打ち上げに使う新開発の大型ロケットの画像が公開された。
これは、テスラのイーロン・マスクCEOが、自身のインスタグラムで明らかにしたもの。新開発の大型ロケット、『ファルコンヘビー』の姿を公開している。ファルコンヘビーは、スペースXが開発してきた宇宙旅行用の新型ロケット。全長は、およそ70m。初の打ち上げでは、火星の周回軌道に乗せることを目指す。
マスクCEOは、ファルコンヘビーの内部も公開。自身が所有するEVスポーツカー、初代テスラ『ロードスター』を搭載し、打ち上げる計画という。テスト飛行では、通常荷重としてコンクリートや鉄の塊が積み込まれるが、「それではたいくつなので」、ロードスターを搭載する。
マスクCEOは、「(私のロードスターは)火星の周回軌道を10億年、飛び続けるだろう」とコメントしている。
A Red Car for the Red Planet Test flights of new rockets usually contain mass simulators in the form of concrete or steel blocks. That seemed extremely boring. Of course, anything boring is terrible, especially companies, so we decided to send something unusual, something that made us feel. The payload will be an original Tesla Roadster, playing Space Oddity, on a billion year elliptic Mars orbit. Elon Muskさん(@elonmusk)がシェアした投稿 - 12月 22, 2017 at 10:47午前 PST
赤い車を赤い惑星に…テスラの宇宙ロケット、EVスポーツカーを載せ火星へ
2017年12月25日(月) 06時30分
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