ZFは12月21日、米国で2018年1月に開催されるCES2018において、最新の自動運転開発車両、通称「ドリームカー」を初公開すると発表した。
このドリームカーでZFは、CES 2018の開催期間中、ドイツの研究開発センター周辺をテスト走行。テスト走行中に収集されたセンサーデータを、およそ9200km離れたラスベガスのCES 2018の会場にライブ送信する。これにより、CESの来場者が、自動運転車の「仮想テストドライブ」体験を可能にするという。
ドリームカーには、エヌビディア(NVIDIA)と共同開発した中枢スーパーコンピュータ「ZF ProAI」を搭載。ZFとエヌビディアが提携を結んでから、1年で開発された。
ZF ProAIは、センサーなどから得たすべてのデータをリアルタイムに分析・処理。アクチュエータに指示する。ZF ProAIは、あらゆる縦方向および横方向の制御機能に加え、垂直方向の制御機能もコントロール。AI(人工知能)とディープラーニング機能を駆使し、高度な自動運転を実現する、としている。
ZF、自動運転車の「仮想テストドライブ」を予定…CES 2018の会場で
2017年12月23日(土) 06時30分
関連ニュース
- ヤマハ『YZF-R』ファンイベント 3月9日から全国7か所で (03月03日 07時15分)
- 注目は三菱副社長に日産常務が就任、そのほかZFの新型8速ATなども…有料会員記事ランキング (02月29日 15時15分)
- ベトナム発の新興EVメーカー「ビンファスト」、2種類の提案! その存在感に注目…CES 2024 (01月24日 18時00分)
- インテル、ソフト定義自動車向け半導体をオープン規格で用意…CES 2024 (01月19日 07時30分)
- [15秒でわかる]ポールスターがグーグル搭載EVの新機能を披露…CES 2024 (01月17日 10時30分)