ヒュンダイは12月21日、米国で2018年1月に開催されるCES 2018において、音声認識による仮想アシスタントシステム、「インテリジェント・パーソナル・エージェント」を組み込んだ次世代のコネクトカーコクピットを初公開すると発表した。
インテリジェント・パーソナル・エージェントは、ヒュンダイと米国シリコンバレーに拠点を置くサウンドハウンド社が共同開発。ドライバー向けのアシスタントシステムで、ドライバーのニーズを予測し、ドライバーにとって有用な情報を提供するのが特徴。
例えば、ドライバーに今後の会議の予定を通知し、現在の交通状況を考慮した出発時間を提案。他の機能には、電話をかける機能、テキストメッセージを送信する機能、目的地を検索する機能、音楽を検索する機能、天気をチェックする機能、予定を管理する機能などがある。
また、ドライバーは、空調、サンルーフ、ドアロックなどの機能を音声で制御し、車両に関するさまざまな情報にアクセスできる。さらに、ドライバーは家庭の電子機器を、簡単な音声コマンドで制御することも可能、としている。
なおヒュンダイは、このインテリジェント・パーソナル・エージェントを2019年に発売予定の市販車に搭載する計画。
ドライバーのニーズを予測するコクピット…ヒュンダイが次世代コネクトカーをCES 2018で公開予定
2017年12月23日(土) 06時00分
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