三菱自動車は、コンパクトSUV『RVR』の生産を岡崎製作所(愛知県)から水島製作所(岡山県)に移管し、12月20日から生産を開始した。
今回の移管は、岡崎製作所で10月より新型コンパクトSUV『エクリプス クロス』が生産開始されたための対応となる。一方、水島製作所では、輸出向け『ランサー』(日本名:『ギャランフォルティス』)の生産が終了。次期『RVR』投入までの操業を確保するなど、国内生産体制の最適化を図った。なお、今年度中は岡崎製作所でも、RVRの一部生産を継続する。
水島製作所で行われたセレモニーには、岡山県の伊原木隆太知事をはじめ伊東香織倉敷市長、片岡聡一総社市長、周辺地域の部品メーカーを代表してウイングバレイの晝田理事長が出席。三菱自動車の益子修CEOは「RVRは当社の主力車種であり、確かなものづくりの力を最大限に発揮し、さらなる販売台数に繋げたいと考えている。そして、岡山県の活性化、経済発展に少しでも貢献できるよう、今後も水島製作所の活用を前向きに考えていきたい」と挨拶した。
三菱自動車水島製作所、RVRの生産開始…岡崎製作所より移管
2017年12月20日(水) 17時30分
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