日産自動車は、ミドルサイズSUV『エクストレイル』に特別仕様車「20Xi」および「20Xiハイブリッド」を設定し、12月19日より販売を開始した。
特別仕様車は上級グレード「20X」および「20Xハイブリッド」(ともに2列シート)をベースに、自動運転技術「プロパイロット」や、「インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)」、「RCTA(後退時車両検知警報)」、「ハイビームアシスト」、「インテリジェント アラウンドビューモニター」、「インテリジェント ルームミラー」などの運転支援システムを標準設定とした。
これら運転支援システムの充実により、今回の特別仕様車は安全運転サポート車「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」のワイドに該当。また両モデルともにエコカー減税による減税措置が適用される。
価格は20Xiが2WD 280万3680円、4WDが300万9960円。20Xiハイブリッドは2WDが307万1520円、4WDが327万7800円。
また関連会社のオーテックジャパンは、特別仕様車「モード・プレミア i」、「モード・プレミア i ハイブリッド」、「20Xi エクストリーマーX」、「20Xi ハイブリッド エクストリーマーX」、「助手席スライドアップシート20Xi」、「助手席スライドアップシート20Xi HYBRID」を設定するとともに、「モード・プレミア」を一部仕様向上し、12月19日より販売を開始した。
「モード・プレミア」は、エクストレイルのタフな性能はそのままに内外装の高級感を高めたモデル。また「エクストリーマーX」は、ボディ下部をガードするエクステリアパーツなどを装備し、本格SUVとしてワイルドでタフなイメージをより強調したモデルだ。
今回、これら2シリーズをベースに、20Xi/20Xiハイブリッド同様、プロパイロットをはじめとする運転支援システムを標準設定とした特別仕様車「モード・プレミアi/モード・プレミアi ハイブリッド」、「20Xi エクストリーマーX/20Xi ハイブリッド エクストリーマーX」を追加設定。またモード・プレミアにLEDヘッドランプ、インテリジェント オートライトシステムを標準装備し、利便性と安全性を向上させた。
さらに、特別仕様車 20Xi/20Xiハイブリッドをベースに、車への乗り降りが容易にできる「助手席スライドアップシート」を設定。スライドアップシートには、シート回転・昇降に加え、スライドとリクライニングの操作を可能とした多機能リモコンを標準装備し、利便性を高めている。
価格はモード・プレミアiが327万2400円から356万5080円、モード・プレミアi ハイブリッドが361万6920円から384万4800円。20Xi エクストリーマーXが316万2240円、20Xi ハイブリッド エクストリーマーXが346万2480円。助手席スライドアップシートは306万1000円から350万円。
日産 エクストレイル、プロパイロット標準装備の特別仕様車を発売
2017年12月19日(火) 19時45分
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