改善箇所

新明和工業は12月14日、日産『アトラス』など7車種のテールゲートリフタ装着車について、リフレクターとバックランプが保安基準に適合しないとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、アトラスのほか、いすゞ『エルフ』『フォワード』、三菱ふそう『キャンター』『ファイター』、日野『デュトロ』、UDトラックス『コンドル』、トヨタ『トヨエース』、マツダ『タイタン』の計7車種で、2005年11月23日〜2017年9月20日に製造された1315台。そのほかキット部品として出荷し、組み付けられた車両が特定できない110台も対象となる。

電源電圧12Vのテールゲートリフタ装着車について、リヤコンビネーションランプのリフレクター部分の選定が不適切なため、反射特性が基準値を満足せず、保安基準第38条の規定に適合しない。また同24Vのテールゲートリフタ装着車については、リフレクターに加え、バックランプの配光特性が基準値を満たしておらず、保安基準第40条の規定に適合しない。

改善措置として、全車両、リヤコンビネーションランプを改善品と交換する。

不具合は1件発生、事故は起きていない。自動車技術総合機構の指摘により届け出た。