ホンダの米国法人、アメリカンホンダは、米国で開催中のロサンゼルスモーターショー2017において、新型『アコード』の「2.0T」を初公開した。
新型アコードの高性能グレードが2.0T。新型『シビック・タイプR』用エンジンと設計の多くの部分を共有しているエンジンを積む。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリン「VTECターボ」エンジンには、高効率な低慣性ターボ、可変バルブタイミング、高精度の直接燃料噴射などの新技術を採用。最大出力252hp、最大トルク37.7kgmを引き出す。
一方、新型シビック・タイプR用エンジンは、北米仕様の場合、最大出力306hp。両エンジンには、最大出力に54hpの開きがある。アメリカンホンダによると、新型アコードの2.0Tには、新型シビック・タイプR向けよりも小型かつ低抵抗のターボチャージャーを採用。これにより、低回転域でのレスポンスを向上させているという。
この2.0リットルターボエンジンと組み合せられるのが、新開発の10速ATと6速MT。アメリカンホンダによると、10速ATはセグメント初。新型アコードの2.0Tの価格は、3万0310ドル(約345万円)と公表されている。
シビックタイプR の2.0ターボを アコード に搭載【ロサンゼルスモーターショー2017】
2017年12月14日(木) 09時30分
関連ニュース
- 【ホンダ アコード 新型試乗】「クルマの基本型はセダンである」ことを改めて確認した…諸星陽一 (03月23日 21時00分)
- 【ホンダ アコード 新型試乗】“スポーティ”の次元を超えた気持ちよさがある…島崎七生人 (03月13日 21時15分)
- 【ホンダ アコード 新型】先進技術の粋を結集したホンダのフラッグシップセダン (03月13日 11時30分)
- 【ホンダ アコード 新型】車好きの唐沢寿明も便利機能に注目!「ロングドライブに行きたい」 (03月08日 11時30分)
- 641馬力の高性能EV、『アイオニック5』の「N」をヒョンデが発表…ロサンゼルスモーターショー2023 (11月20日 15時45分)