スズキ本社(参考画像)

スズキは12月13日、2020年度までの環境に関する事業活動の方向性とその取り組みを示した「スズキ環境計画2020」を新たに策定。また、CSR・環境の課題解決に向けた取り組みをまとめた「スズキCSR・環境レポート2017」を発行し、ホームページに公開した。

スズキは、環境に配慮した製品開発を行い、環境への影響を低減する事業活動を推進することが最重要課題のひとつであると捉え、国内外の関連会社も含めた「チームスズキ」体制で、環境保全の取り組み「スズキ環境計画2020」を推進していく。

スズキ環境計画2020では、四輪製品の使用時におけるCO2排出量を28%(2005年度比)、国内・海外のスズキグループ生産拠点全体でのCO2排出量を10%(2010年度比)、2020年までに削減する目標を新たに設定。また、設計・生産から自動車の廃棄に至るすべての段階で資源の有効活用を推進するほか、環境負荷物質の管理など環境管理体制をグローバルに強化していく。

一方、「スズキCSR・環境レポート2017」では、環境保全活動やCSR活動に加えて、子会社マルチ・スズキ・インディア社など国内・海外のグループ会社の取り組みも幅広く紹介。また、国際的な報告書ガイドライン(GRI)を参考に情報を整理し、従業員データをはじめ、生産販売台数データ、主要財務データなど、様々な会社データを掲載している。