今年の一台を決める第38回「日本カー・オブ・ザ・イヤー 2017-2018」が発表された。モータージャーナリストをはじめとする60名の選考委員による選考コメントが、公式サイトで公開されている。各委員の得点とともに引用し、紹介する。
フリーランス・ライターの御堀直嗣氏はBMW『5シリーズ』に10点を投じた。以下は日本カー・オブ・ザ・イヤーHPに掲載されたコメントである。
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企業として、ランフラットタイヤの標準装着を2003年から推し進め、今回の5シリーズで操縦安定性と乗り心地の両立において優れた調和を実現している。
将来の自動運転を見据えたとき、タイヤのパンクは、交通の停滞や安全を損なう懸念が高く、ランフラットタイヤ装着は欠かせない条件になるだろう。
ランフラットタイヤを使いこなす最先端にあるのが、BMW5シリーズである。
それは、自動運転への道筋をより盤石なものにする。
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全投票点数
BMW『5シリーズ セダン/ツーリング』:10点
スズキ『スイフト』シリーズ:6点
マツダ『CX-5』:4点
ボルボ『XC60』:3点
アルファロメオ『ジュリア』:2点
御堀直嗣|フリーランス・ライター
玉川大学工学部卒業。1988〜89年FL500参戦。90〜91年FJ1600参戦(優勝1回)。94年からフリーランスライターとなる。著書は、『知らなきゃヤバイ!電気自動車は市場をつくれるか』『ハイブリッドカーのしくみがよくわかる本』『電気自動車は日本を救う』『クルマはなぜ走るのか』『電気自動車が加速する!』『クルマ創りの挑戦者たち』『メルセデスの魂』『未来カー・新型プリウス』『高性能タイヤ理論』『図解エコフレンドリーカー』『燃料電池のすべてが面白いほどわかる本』『ホンダトップトークス』『快走・電気自動車レーシング』『タイヤの科学』『ホンダF1エンジン・究極を目指して』『ポルシェへの頂上作戦・高性能タイヤ開発ストーリー』など20冊。
ランフラットタイヤを使いこなす 5シリーズ は自動運転に向く…御堀直嗣【カーオブザイヤー2017-18】
2017年12月12日(火) 17時45分
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