ボルボ・カー・ジャパンは12月8日、世界で初めて3点式シートベルトを標準装備した1959年式『PV544』をトヨタ博物館(愛知県長久手市)に寄贈すると発表した。
PV544はボルボの安全技術を象徴する代表的なモデルで、1959年、ボルボのエンジニア、ニルス・ボーリンにより開発された3点式シートベルトが初めて標準装備されたことで知られている。ボルボは、誰もがこの技術の恩恵を得られるよう特許を無償公開。以来このシートベルトは100万人を超える人々の命を救ったとされている。
ボルボはこれまで同社が歩んできた安全技術に関する取り組みを国内外へ向けて発信すべく、PV544の寄贈を決定。PV544は、寄贈後しばらくはエントランスの奥に設置される予定で、その後、トヨタ博物館本館3階の「試練の時代/社会課題への対応」をテーマとした展示エリアに、安全性の象徴的な自動車として常設展示される。なお、寄贈式は12月15日13時よりトヨタ博物館本館1階エントランスにて行われる予定だ。
ボルボ PV544、トヨタ博物館へ寄贈…3点式シートベルトを世界で初めて標準装備
2017年12月08日(金) 12時15分
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