ホンダ クラリティ

米国の『グリーンカージャーナル』誌は11月30日、米国で開催中のロサンゼルスモーターショー2017において、「2018グリーンカーオブザイヤー」を、ホンダ『クラリティ』に授与すると発表した。

同賞は、今年が13回目。米国の中でも、最も環境意識が高いとされるカリフォルニア州のロサンゼルスモーターショーで、毎年発表されている。米国在住のジャーナリストが、2016年秋から2017年秋までの1年間に米国で発表された新型車の中から、最もエコな1台を選出する。

最終選考に残っていた5台は、以下の通り。

●ホンダ・クラリティ
●ホンダ・アコード
●ヒュンダイ・アイオニック
●日産リーフ
●トヨタ・カムリ

5台の中から、2018グリーンカーオブザイヤーに選出されたのが、ホンダ クラリティ。新型日産『リーフ』などを抑えて、栄冠に輝いた。クラリティは、消費者が電気、プラグインハイブリッド(PHV)、水素燃料電池の3種類からパワートレインを選択できる史上初の量産モデル、という点が評価された。

ここ数年の結果は、2010年が初代シボレー『ボルト』、2011年が新型ホンダ『シビック』の天然ガス仕様、「シビック・ナチュラルガス」、2012年はフォード『フュージョン』、2013年はホンダ『アコード』、2014年はBMW『i3』。2015年がPHVの新型シボレー『ボルト』、2016年がシボレーのEV『ボルトEV』と、GMのシボレーが2年連続でグリーンカーオブザイヤーを受賞していた。