ブリヂストンは、トラック・バス用タイヤのデジタルソリューションツール「Toolbox」を刷新し、12月より日本の一部拠点で順次運用を開始すると発表した。
Toolboxは、ブリヂストンのスタッフが運送事業者を訪問した際に取得する基本情報、装着タイヤ情報、タイヤ点検結果、テストタイヤ等の情報を管理するツール。アジア、中近東・アフリカ、欧州、ロシア、南米など、80か国以上にグローバル展開している。
Toolboxでは、タイヤに関する最新情報を運送事業車が迅速かつ簡単にセキュリティの高いデータベースへ入力・更新できる。ブリヂストンは、その登録情報を分析することで、従来より高い精度で最適なタイヤおよびその使用方法を運送事業者へ提案。安全運行とトータルタイヤコストの最小化に貢献する。また同社エンジニアが同じデータベースにアクセスすることで、よりユーザーニーズに即したタイヤ開発に活用することもできる。
また将来的には、リトレッドタイヤ用デジタルソリューションツール「BASys」やタイヤの状態を遠隔でリアルタイムにモニタリングする「Tirematics」と連動し運用することで、タイヤライフサイクル全体のデータ管理・分析が可能となる。
ブリヂストン、トラック・バス用タイヤのデジタルソリューションツールを刷新
2017年11月30日(木) 07時00分
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