資源エネルギー庁が11月29日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、11月27日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週比1.0円高の141.1円だった。
レギュラーガソリンの値上がりは10週連続。3週連続で1円以上の大幅な値上がりが続いており、わずか2か月で約9円の上昇となっている。
地域別では四国で1.8円、北海道と近畿で1.3円、中部で1.1円、九州・沖縄で1.0円、中国で0.8円、東北で0.7円、関東で0.6円、全地域で大幅な値上がりとなった。またハイオクガソリンは1.0円高の151.9円、軽油は0.9円高の119.0円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、11月29日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は133.9円/リットル(前週比+0.6円)、ハイオクは145.0円/リットル(+0.9円)、軽油は107.8円/リットル(+1.0円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
レギュラーガソリン、前週比1.0円高の141.1円…10週連続値上がり
2017年11月29日(水) 15時45分
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