フランスの自動車大手、PSAグループは11月27日、三菱自動車とのロシア合弁工場、PCMAロシアにおいて2018年第1四半期(1〜3月)から、プジョーとシトロエンの小型商用車の生産を開始すると発表した。
PCMA ロシアは2010年4月、PSAグループが70%、三菱自動車が30%を出資する合弁車両組立工場として、ロシアのカルーガ州に設立。総投資額は、5億5000万ユーロ。
同工場では2010年4月から、プジョー『308』『4007』、シトロエン『C4』『Cクロッサー』、三菱『アウトランダー』のノックダウン生産を開始。12万5000台の年産能力を備える。
PSAグループは今回、2018年第1四半期からPCMAロシアにおいて、小型商用車の生産を開始すると発表。新型プジョー『エキスパート』と新型シトロエン『ジャンピー』を組み立てる。
PSAグループによると、今回の発表は中期経営戦略、「プッシュ・トゥ・パス」の一環。欧州以外の販売量を3倍に増やし、2021年までに収益性を高めていく、としている。
PSAと三菱のロシア合弁工場、プジョーとシトロエンの小型商用車を生産へ
2017年11月29日(水) 01時00分
関連ニュース
- 三菱自動車の出展テーマは「モータースポーツ」、篠塚建次郎氏を追悼…オートモビル カウンシル2024予定 (04月11日 07時30分)
- 三菱自動車と日産の軽EV、生産10万台を突破---eKクロスEV & サクラ (03月22日 14時00分)
- 三菱自動車、新型『トライトン』やそのカスタムなど7台を出展予定…東京オートサロン2024 (01月10日 07時15分)
- デリカD:5 に伝統の冬季特別仕様「シャモニー」発売、デリカミニにはオプションを設定…三菱自動車 (11月25日 09時30分)
- 『トライトン』が2024年より日本で発売決定! 未来の『デリカ』も登場した三菱自動車…ジャパンモビリティショー2023 (10月26日 10時30分)