トヨタの米国における金融サービス部門、トヨタ・ファイナンシャル・サービスは11月21日、環境に配慮した自動車の販売に向けた取り組みを強化するために、初のユーロ建ての無担保グリーンボンドを発行した、と発表した。
グリーンボンドとは、資金の使い道を再生可能エネルギーなど環境に配慮した事業に限定して発行する債券を指す。市場から、主に温暖化対策や環境プロジェクトなどの資金を調達するために発行される。
トヨタが今回、米国で発行したのが、初のユーロ建ての無担保グリーンボンド。総額6億ユーロの債券は、パワートレインの燃費や排出ガスなど、低排出ガス基準を満たすトヨタとレクサス車のリース契約の新規リテールファイナンス契約の取得に、資金を供給するために使用される。
なお、低排出ガス基準を満たすトヨタとレクサス車には、トヨタ『カムリハイブリッド』、『アバロンハイブリッド』、『プリウス』、『プリウスPHV』、『プリウスc』(日本名:『アクア』)、『プリウスv』(日本名:『プリウスα』)』などがある。レクサスブランドでは、『CT 200h』や『ES 300h』が含まれている。
米トヨタ、初のユーロ建て無担保グリーンボンド発行…ハイブリッド車の販売を強化
2017年11月24日(金) 17時09分
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