21日午前3時50分ごろ、東京都港区内の首都高速道路都心環状線の内回り・谷町ジャンクション(JCT)のランプウェイを走行していた大型ダンプトラックが側壁に衝突する事故が起きた。この事故で運転者が死亡している。

警視庁・高速隊によると、現場は港区六本木3丁目付近の谷町JCT内で幅員約4.5mのランプウェイ。大型ダンプトラックは右カーブを曲がりきれずに道路左側の側壁に衝突。これを突き破るように横転した。

トラックは横転中破。運転していた荒川区内に在住する58歳の男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打でまもなく死亡。トラックの荷台に積載されていた土砂は高架橋の下を通る一般道にも落下したが、巻き込まれた車両や人はいなかったという。

このによって現場付近は約8時間に渡って通行が規制される状態となった。警察では速度超過やハンドル操作の誤りが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。