MINIのダカールラリー2018参戦マシン。MINIジョン・クーパー・ワークス・バギーとMINIジョン・クーパー・ワークス・ラリー

BMWグループのMINIは11月21日、2018年1月に南米で開催される「ダカールラリー2018」の参戦マシンを発表した。

MINIとX-raidチームは2012〜2015年、ダカールラリーにおいて4連覇を達成。2018年は、ニューマシンを投入し、再びダカールラリーの頂点を目指す。

そのために開発されたのが、2種類のワークスマシン。MINI『ジョン・クーパー・ワークス・バギー』と、MINI『ジョン・クーパー・ワークス・ラリー』。駆動方式は「バギー」が2WD(後輪駆動)、「ラリー」が4WDとなる。

現行のダカールラリーのレギュレーションは、車両の重量やタイヤサイズなどの面で、2WDが有利。そこでMINIは従来モデルの延長線上にある4WDのMINIジョン・クーパー・ワークス・ラリーと、新たに2WDを選択したMINIジョン・クーパー・ワークス・バギーの2種類のラリーマシンを開発し、ダカールラリー2018に挑む。

車体のデザインや駆動方式が異なる2種類のラリーマシンだが、エンジンは共通。MINIが属するBMWの3.0リットル直列6気筒ツインターボディーゼルエンジンを、チューニングして搭載する。最大出力は340hp、最大トルクは81.6kgmを引き出す。

MINIは3台のジョン・クーパー・ワークス・バギーと、4台のジョン・クーパー・ワークス・ラリーの合計7台体制で、2018年のダカールラリーに参戦する計画。ラリーは、2018年1月6日にスタートする。

MINIジョン・クーパー・ワークス・バギー MINIジョン・クーパー・ワークス・バギー MINIジョン・クーパー・ワークス・バギー MINIジョン・クーパー・ワークス・ラリー MINIジョン・クーパー・ワークス・ラリー MINIジョン・クーパー・ワークス・ラリー