12日午前8時15分ごろ、大阪府大阪市中央区内の国道25号(御堂筋)で、自転車に乗って道路を横断していた女性に対し、交差進行してきた大型観光バスが衝突する事故が起きた。自転車の女性は意識不明の重体となっている。
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安全に横断できる交差点への遠回りを嫌い、ショートカットで横断したことによる事故。現場は大阪市中心部の御堂筋で、昼夜を通して交通量の多い区間。普通ならば交差点外で横断しようなどとは思わないほどの交通量があるはずだが、平日ほどでもない日曜日の朝ということもあり、横断者の心に魔が差したのだろうか。
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大阪府警・南署によると、現場は大阪市中央区難波3丁目付近で5車線となっている一方通行路。直線区間で、横断歩道や信号機は設置されていない。30-40歳代とみられる女性は自転車に乗って道路を横断していたところ、第2車線を交差進行してきた大型観光バスにはねられた。
女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などで意識不明の重体。バスの乗員乗客26人のうち、50歳代の女性客が顔面を打撲するなどの軽傷を負った。運転していた46歳の男にケガはなく、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。逃走の恐れがないことから後に釈放している。
現場は昼夜を通して交通量の多い区間。約50m離れた場所には横断歩道や信号機の設置された交差点もあった。警察ではショートカット横断が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。
大阪御堂筋、ショートカット横断は無理だった…自転車の女性が重体
2017年11月14日(火) 00時15分
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