ヤマハ発動機は11月7日、三輪ホイールスクーター『トリシティ125』の動力伝達装置に不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。対象となるのは2014年6月23日〜2016年8月3日に製作された1万0581台。
不具合箇所はベルト駆動用プーリの締付けナット。構造が不適切なため、走行中に緩むことがある。そのためプーリがケースカバーと接触して異音が発生し、そのまま使用を続けるとナットが脱落し、最悪の場合、エンストして再始動できなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、プーリの締付けナットとワッシャを対策品と交換し、ナットの締付けトルクを変更する。また、ワンウェイクラッチを取り外す。
不具合件数は44件、事故は起きていない。市場からの情報により発覚した。
【改善対策】ヤマハ トリシティ125、再始動できなくなるおそれ
2017年11月08日(水) 18時56分
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