ランボルギーニは11月6日、米国のマサチューセッツ工科大学において、コンセプトカーの『テルツォ・ミッレニオ』(Terzo Millennio)を初公開した。
テルツォ・ミッレニオは、ランボルギーニの将来におけるスーパーカーのビジョンを示す1台。このコンセプトカーは、マサチューセッツ工科大学(MIT)とのパートナーシップを生かして開発。ランボルギーニは2016年秋、マサチューセッツ工科大学と提携。将来の新型スーパーカーのための研究開発プロジェクトを進めている。
両者のパートナーシップでは、マサチューセッツ工科大学の学生および教員とランボルギーニのエンジニアが、共同で研究。主に、自動車用の新たな素材に焦点を当てて、研究に取り組んできた。
テルツォ・ミッレニオは、電動スーパーカーの提案。インホイールモーターを搭載しており、4輪の各車輪が直接トルクを発生する4WD。これにより、デザインと空力性能のニーズに応じた車体ボディの自由な設計を可能にした。ランボルギーニは今後、バネ下重量を制御しながら、インホイールモーターの電力密度を4WDスーパーカーに必要なレベルにまで高める技術を開発していく。
バッテリーに関しては、スーパーキャパシタの搭載を想定。高い電力密度を維持しながら、エネルギー密度の点において、従来のバッテリーとのギャップを埋めることができるスーパーキャパシタの開発を、ランボルギーニは目指している。
ランボルギーニ、テルツォ・ミッレニオ 公開…MITとコラボ、電動スーパーカー提案
2017年11月07日(火) 10時15分
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