ZFは、新型電動セントラルドライブ「CeTrax」を搭載した都市交通バスのテスト車両が完成したと発表した。
CeTraxは、従来のエンジンと同等の最高出力300kW(408ps)、最大トルク4400Nmを発生。電動モーターによるトルク切れがないスムーズな発進・加速を実現する。都市部の急勾配も走行可能な25%の登坂力を備えるほか、滑らかで静かな乗り心地によって、快適性も確保している。
また、高性能・高効率であることに加え、軽量であらゆるサイズのノンステップバスやローエントリーバスに搭載できる汎用性の高さも特徴としている。
ZFではCeTraxのほか、商用車向けに量産を開始している「AVE130電動ポータルアクスル」や、長距離バス向けの「TraXon Hybrid」など、さまざまな電動ソリューションの開発を進めている。
ZF、都市交通バス向け新型電動セントラルドライブ「CeTrax」を発表
2017年11月02日(木) 16時00分
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