米国のEVメーカー、テスラは11月1日、2017年第3四半期(7〜9月)決算を開示した。
同社の発表によると、第3四半期の売上高は29億8467万ドル(約3400億円)。前年同期の22億9843万ドルに対して、30%増と伸びた。
一方、第3四半期の調整後の最終損益は、6億1937万ドル(約706億円)の赤字。前年同期の2188万ドルの黒字から、赤字に転落した。赤字額は、過去最大となる。
大幅な赤字を計上した主な要因は、新型コンパクトEVセダン、『モデル3』にある。米国の工場において、モデル3の生産に障害が発生。モデル3の生産台数が当初計画を大きく下回っていることが、赤字拡大の要因になった。
テスラモーターズは、「2018年第1四半期(1〜3月)には、モデル3の生産を、週あたり5000台レベルへ引き上げる」とコメントしている。
EVテスラ、過去最大の赤字を計上 第3四半期決算
2017年11月02日(木) 11時21分
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