東京モーターショー2017のパイオニアブースでは、同社のカーナビゲーション「カロッツェリア」シリーズの最新モデルの紹介はもちろん、ドライブレコーダーなど、安全運転支援の技術、商品が多数紹介されている。
●ドラレコは品薄
今回の東京モーターショーでは最新商品の紹介はもちろん、安全支援、危機管理に関する商品の紹介もかなりのスペースが割かれている。
「ドライブレコーダーは、カーナビに機能を持たせて、小さいサイズのカメラで撮影するものや、セパレートタイプで、シートの横などにリモコンをセットしてコントロールするものが用意されています。カロッツェリアではドライブレコーダー単体も展開しています」と、パイオニアの担当者は話す。
「東京モーターショーの直前に、東名高速道路での事故のニュースが出て、路上トラブルが原因だったという報道がありました。あのニュースが出た後、業界ではドライブレコーダーの在庫がほとんどない状況です。状況を記録しておく必要性にユーザーの方の関心が急に高まっています。ショーでも注目度が高い印象です」
「また従来は、ドライブレコーダーというと前方が多かったですが、リアに後ろ向きにつけるものを合わせて選ぶケースも増えています。後方からの衝突で、後方の安全を確保していたことを確認するため、ということのようです」
●インテリジェントパイロットの後付け端末
インテリジェントパイロットについては、簡単なシガー型ビーコン端末「TMX-CB10」が展示された。インテリジェントパイロットは、デジタル地図を活用した“先読み技術”で、「事故リスク予測プラットフォーム」と常時通信型IoTデバイスとを連携させて、運転における予防安全を実現する。TMX-CB10は既存車に後付けも可能だ。
「三軸加速度センサによって衝撃などの異常を検知すると、必要なところへ自動的に連絡します。TMX-CB10は、スマートフォンのアプリケーションでクラウド連携することによって利用できる、インテリジェントパイロット対応端末のエントリーモデルです」(担当者)
【東京モーターショー2017】ドライブレコーダーへの注目度が急上昇! パイオニアはドライブでの危機管理を紹介
2017年10月29日(日) 15時00分
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