ヤマハ発動機のモーターサイクル「XSR900」とスポーツボート「242リミテッドS」が、ドイツの国際的デザイン賞「ジャーマンデザインアワード」のトランスポーテーション部門で優秀賞にあたる「Winner」を受賞した。同賞の受賞は、昨年の「YZF-R1」に続き2年連続、2度目となる。
ジャーマンデザインアワードは、優れたデザインとして一定の評価を受けている世界各国の作品の中からドイツデザイン協議会が参加作品を推薦し、その推薦を受けて初めて応募できる国際的に権威のあるデザイン賞。中でもWinnerは、各カテゴリーから審査員により選出されたもののみに与えられる優秀賞となる。
XSR900は、趣味としてモーターサイクルを楽しむ文化が定着している先進国で、伝統的なスタイルを好む層に向けた製品。シンプル・レトロな外観と最先端技術による走行性能という新たなコンビネーションによって、所有する悦びと乗る楽しさを提供する。
今回の受賞で、「グッドデザイン賞 2016:ベスト100」「オートカラーアウォード2016 特別賞」「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.18」「iF デザインアワード 2017」「レッドドットアワード 2017:ベスト オブ ベスト」「インターナショナル デザイン エクセレンス アワード 2017:ファイナリスト」に続き、7つ目のデザイン賞受賞となった。
242リミテッドSは、ジェット推進スポーツボートの最上位モデル。新設計船体、可動式キール(竜骨)の採用で直進安定性と操縦性を高め、電子機器操作や情報表示を集中管理できる新型ディスプレイシステムなどによって快適性を向上。クルージングやトーイング、停泊してリラックスタイムを楽しむ北米型マリンレジャーの醍醐味を強くアピールしたモデルだ。
今回の受賞で「グッドデザイン賞 2015:ベスト100」「レッドドットアワード 2016:Honourable Mention」「インターナショナル デザイン エクセレンス アワード 2016:ファイナリスト」に続き、4つ目のデザイン賞受賞となった。
このほかヤマハ発動機からは、モーターサイクル「MT-10SP」、船外機「F25」「F100」、マリンジェット「MJ-GP1800」「MJ-EX Deluxe」が佳作にあたる「スペシャルメンション」に選ばれた。
ヤマハ発動機、XSR900 などでジャーマンデザインアワードを2年連続受賞
2017年10月24日(火) 17時45分
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