豊田合成は、美しいメッシュ形状でクルマの顔を大胆に装飾する「大型ラジエータグリル」を開発。レクサス新型LSに採用された。
従来のレクサス向けラジエータグリル(スピンドルグリル)は、めっき枠の内側のメッシュ部品を上下に分けて成形し、組み合わせていたが、開発品は、成形時の樹脂の流動シミュレーション技術などを用いて金型の構造を工夫することで、複雑なメッシュ部品を一体成型。これによりプレミアムセダンのフロントに相応しい、大型かつ流線的でダイナミックな印象の造形を実現している。
さらに一体成形により、上下を組み合わせる付属部品が不要となり、サイズは従来の約1割増としつつ、重さを従来品よりも抑えることで、軽量化にも寄与している。
【レクサス LS 新型】豊田合成、一体成型の大型スピンドルグリルを開発
2017年10月24日(火) 13時00分
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