改善箇所

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は10月23日、『218dアクティブツアラー』などのエアバッグに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは『118i』『118d』『218iアクティブツアラー』『218dアクティブツアラー』『218dグランツアラー』『320i』『320d』『420iグランクーペ』『523d』『X1 sDrive 20i』『X5 xDrive 35d』など93車種で、2013年1月4日〜2017年7月30日に製造された8万4509台。

運転席用または助手席用のエアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切であった場合、高い湿度の環境下で大きな温度変化を繰り返すと、ガス発生剤が劣化することがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。

改善措置として、全車両、エアバッグユニットを対策品と交換する。なお、対策品の準備に時間を要することから、まずは全ての使用者に対しダイレクトメールにより連絡し、対策品が準備できた段階で再度連絡し、交換作業を行う。

不具合および事故は起きていない。ドイツ本社からの情報により届け出た。