ミシュラン プライマシー3(参考画像)

フランスに本拠を置くタイヤ製造大手のミシュランは10月19日、2017年1〜9月の決算を公表した。

同社の発表によると、2017年1〜9月のグループ全体の売上高は、163億9400万ユーロ(約2兆1935億円)。前年同期の154億7100万ユーロに対して、6%増となった。

2017年1〜9月のタイヤ出荷量は、前年同期比4.1%増。このうち、乗用車・ライトトラック用タイヤは、前年同期比3.7%増だった。

ミシュランによると、自動車メーカー向けの新車装着用タイヤの納入は、全てのセグメントで好調。しかし、交換用タイヤの需要は、一部の市場で落ち込んだという。

ミシュランは、「2017年通期において、世界市場のトレンドに沿った成長目標を確認した。営業利益は、2016年実績を上回るだろう」とコメントしている。